数か月前の話です。
プロフィール指名で電話をかけてきたのに、
相手はなぜか無言。
無言のまま電話が切れてしまうのは
割とよくあることです。
で、また電話がかかってきました。
二度目の電話でお話ができる御方も多いけれど
ちょっと様子見してみることに。
「もしもし」を言わずにいると
受話器の向こうでガサゴソと音がしました。
二度目も無言で終わりかな、と思っていると
「もしもし」と女性の声がしてビックリ!
一瞬、事務局の女性とつながったかと思いました。
女性は報酬が発生しますから
ちゃんと電話に出ているか、会話しているか、
事務局が監視しているのはよくあることです。
実際、事務局からアドバイスをもらうこともあったし、
お仕事を始めた頃はそれが励みになったものです。
が、会話中に事務局が出てくるなんて
まず考えられない。
そう思っていると
「女の子がかけてくるの久しぶり」と言われました。
相手は声の感じが50代位でベテランの雰囲気。
男性側の電話番号に私がかけてつながった、と
認識しているようです。
私も過去に女性からかかってきた電話でお話したことはあります。
でも、私は男性側の番号には電話していない。
電話のお仕事をしている女性同士が
どういうわけかつながり、会話ができている。
本音で話したい気持ちをこらえ、
「(私は)かかってきた電話に出ているんです」と言うと
今度は相手の女性が動揺しています。
「え?どういうこと?」と言いながらも
私も仕事していることを察してくれたようです。
お互い同じ立場だと気づいたものの
それには触れてはいけないような気がします。
さあどうしよう、と思っていると
男性のポイントが残りわずか、というアナウンスが流れました。
まもなく会話が自動的に終了するのは
お互いわかっているので、何となくやり過ごし、終了。
女性との会話はほんの2~3分でしたが
報酬ポイントは増えていました。
女性同士つながったのは、この一回だけです。
ある意味貴重な、奇妙な経験ができました。